晴考雨独

お買い物とか引っ越しとか断捨離とか

サザンアイズ展に行ってきた

行くかどうかギリギリまで迷っていたサザンアイズ展。
終わる前日に行ってきました。

いちばん多感な時期に読んだこともあり、今までで最もハマった漫画かもしれない。
ただ今なお引きずってるのは、単なる老害的なノスタルジーかも知れない。
そこを明らめるためにも、ギャラリーに足を運んでみました。


今回改めて思ったのは、作品とはある意味ファンのものなんだなということ。
作者さんは〆切に追われて、自分の作品をジックリ見る暇なんてなかったというし。
作者が忘れてるようなことも、読者は何度も読んで覚えていたりして。

作者さん自身は昔の絵あまり見たくないと言ってたけど、こちらはやはり昔の絵のほうが思い入れあってグッとくる。
そんな感じで、作者と読者に熱量の差があると思った。

とくにサザンは数年前から新シリーズがネット連載されていて、作者にとってはリアルタイムで描いてるこっちのほうが「今」現在での思い入れはあるだろう。
私も絵は昔のほうが好きだけど、作話?のレベルは明らかに新シリーズのほうが面白いと感じた。


今回の展示イベントでは、作者さんがライブで原稿を描きながらトークをするという謎コーナーがあった。
詰めかけたファンもやはり年齢層が高い。(30周年だからね)

事前にツイッターを見てて思ったのが、やはりみんな年季入ってるファンなだけあって「サザンアイズが好きな自分」「サザンアイズとともに歩んだ自分」の比重が大きいこと。
べつに悪いことではないけど、私自身はそれを一種の「囚われ」と感じていて、自分がそうなのか違うのか?を確かめたいという気持ちがあった。


執筆ライブ中の人だかりに、ずっと携帯がブーブー鳴ってる人がいた。
後でその人のツイッターを偶然みかけたら、いかにも「サザンアイズの長年ファンである自分」アピールに終始してて辟易。
そんなにファンなら携帯ブーブーいわすなと。
けっきょくその人は目の前の漫画家先生じゃなくて、「そこにいる自分」にしかフォーカスしてなかったんだろうな~と。

自分は何事に対しても、そうゆう付き合いかたはやめようと思った。
いつまでも当時の漫画に夢中になった子供を引きずりたくないし、自分アピールにも利用したくないなと。
「今」アラフォーの大人として、よき思い出である作品と、現在連載されている新シリーズをちゃんと見よう。
新シリーズはとくに、中年の鑑賞に耐えうるような骨太ストーリーだし。


ライブ後に作者との写真撮影もあったけど、目の前の展示をちゃんと見るために参加しなかった。
グッズもただ懐かしさだけでなく、「今」ぐっとくるやつだけ購入した。

今を生きなきゃねーって、なんか思ったであります。

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